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Q1:宮崎県の周産期死亡率が全国で一番低かったとのことですが、周産期死亡率とはどういうものでしようか。
A1:まず周産期についてご説明しますと、妊娠28週から生後7日までの期間を周産期といいます。
そして、この期間の赤ちゃんの死亡を周産期死亡といいます。
周産期死亡率とは、1年間の周産期死亡数を1年間に生まれた赤ちゃんの数で割って、それに1000を掛けたものです。
Q2:それでは周産期死亡の原因にはどんなものがあるのですか?
A2:いろいろな原因があるのですが、胎盤・臍帯・卵膜の異常や、母体の合併症、先天異常などがあります。また、先天奇形、未熱性による肺や循環器系の異常や頭蓋内出血ということもあります。
Q3:宮崎県の周産期死亡率は、どのように推移しているのでしょうか?
A3:昭和55年(1980年)、今から26年前は、25-0以上でした。つまり、1000人妊婦さんがいると、周産期に25人の赤ちゃんが亡くなっていたのです。この年の全国平均が、18.4ですから、かなり悪かったわけです。その後、減少していって、平成16年(2004年)には、3.0まで減少しました。この年の全国平均が5.0ですから、かなり改善されています。今では周産期死亡率の低さは、全国でもトップレベルになりました。
Q4:宮崎県の妊産婦死亡、つまりお産でなくなられる方の数はどのように推移していますか?
A4:宮崎県に周産期センターが開設されたのが、平成10年〈1998年〉ですが、開設前には8年間で7名の妊婦さんが亡くなられています。しかし、開設から昨年までの7年間には3名と半分以下に減少しています。特に平成14年以降は妊産婦の死亡はありません。
これには、周産期センターで周産期医療に携わっておられる医師や助産師、看護師の頑張りが大きいと恩います。
Q5:宮崎県の周産期医療をここまで発展させた理由は何でしょうか?
A5:宮崎県を大きく4つの地区、北部、中央部、南部、西部に分け、8か所ある周産期センターがそれぞれの核となっています。具体的にいいますと、北部に県立延岡病院、中央部に宮崎大学病院、県立宮崎病院、宮崎市郡医師会病院、古賀総合病院、南部に県立日南病院、西部に国立都城病院、藤元病院です。どの地区の周産期センターにも、一次分娩施設、つまり皆さんがお産をされる病院からは救急車で60分以内に到着できるようになっています。どの周産期センターも搬送された患者さんは必ず受け入れる体制ができています。
このことが、宮崎県の周産期医療を日本のトップレベルに押し上げた理由と思われます。
安心して、宮崎で元気な赤ちゃんを出産してほしいですね。
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