おしえて!ドクター健康耳寄り相談室
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[かぜについて] 時には口を開けただけでは見えないのどの深い部位が2次的な細菌感染から強い炎症を起こして腫れ、呼吸や飲み込みの障害に至ることがあり注意が必要です。かぜだと思って受診しても、副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)やアレルギー性鼻炎のことも少なくありません。鼻やのどの状態をくまなく見て確認できる耳鼻咽喉科の受診が必要です。痰が絡んだ咳が多い場合(気管支炎や肺炎のことがある)、また咳が激しく息苦しい場合(気管支喘息のことがある)、熱が高くてぐったりしている場合(脱水や髄膜炎のことがある)や下痢や吐き気がある場合などには、内科や小児科の受診が必要になります。 [中耳炎について] 休日や夜中に子供がかぜ症状と共に耳を痛がる場合、市販の痛み止めなどを必要最低限使ってください。耳鼻咽喉科の受診はその翌日でも治療上問題のないことがほとんどです。 [かぜの対処法] |