平成22年12月号



〔表紙写真〕 つれづれに
 6月に、双子の孫を生後1週間で亡くしました。
 名のみ残して、魂は煙とともに風塵と化し、今玄界灘を近くにのぞむ前原の古刹に眠っています。
 エアポケットにはまり込んだような、つれづれなる心情を絵に託してみました。
 露の世は露の世ながらさりながら(一茶)

           延岡市 長沼弘三郎