令和8年6月号
〔表紙作品:写真〕水滴 モノクロは不思議だ。色があるときよりも,かえって記憶が深く呼び起こされる。情報量が少ないからこそ,見る者の内側に解釈の余白が広がるのだ。そこには受け手の感情や記憶を静かに迎え入れる寛容さがあるのだろう。削ぎ落とされた階調こそが,かえって想像を豊かにするのかもしれない。 宮崎市 松本 健吾