診療録・看護記録・リハビリ記録 |
医師記録 | 看護記録 | リハビリ記録 | |
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20●●年 8月24日 |
14時00分 〇〇病院、永友Dr.より紹介。 #1 右大腿頸部骨折術後
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13時10分 〇〇病院から転院。 車椅子にて201号室に入室。 補聴器を持参されているが装着しておらず、やや大きい声で声かけすることで会話可。 移乗時苦悶様表情あり。 ベッド移乗後は臥床して過ごされる。 息子さん夫婦に 15時00分 「お小水がでました」 18時20分 本日夕から食事開始となる。総義歯は装着されている。 22時45分 |
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8月25日 |
2時00分 入眠中。 6時10分 10時20分 13時00分 N#1 セルフケア能力の低下 14時00分 |
10時40分 〇〇病院から転院 右大腿骨頸部骨折プレート固定術後(~2W経過) 安静時疼痛あり、全荷重可であるが疼痛あり進んでいないMMT…右大腿3 左大腿3 ROM…股関節屈曲(R)80°(L)90°膝関節伸展(R)-20°(L)-10° 本来でれば術後2週間経過段階で、階段昇降が可能な段階である。 しかし疼痛のためリハビリが進んでいない様子。 目標は8月中に身障トイレ移乗の自立、9月初旬には歩行器歩行の訓練を開始したい。
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8月26日 | 10時20分 S:「よくなるんやろうか」「よくなってもね…」 疼痛が強く関節可動域訓練が精いっぱい。 14時00分 |
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8月27日 | 9時00分 N#1 セルフケア能力の低下 S: 面倒くさいからこのままでいいです O: 朝食後にベッド端座位を促すが、Sの発言あり。ベッドアップし、ベッド柵を掴んで座位に、なるが座位保持が困難でふらつきあり。 A:意欲低下とともに、筋力も低下している。長時間の座位保持が困難。 P: 計画続行。 |
10時30分 声掛けにて開眼しリハビリ開始。車椅子移乗の際、説明に合わせての動作は可能。 立ち上がり動作での疼痛あり。膝折れあり。 移乗動作を安定させるために上肢の筋力訓練も追加。 関節可動域訓練 移乗動作訓練 座位保持訓練 筋力訓練 |
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8月28日 | 7時10分 S「そんなに痛くないですよ」 疼痛変わらず、リハビリ・離床ともに進んでいないとのこと。骨折部位的には疼痛が強くないはずである。 様子観察
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10時00分 訪室時、閉眼している S「行きたくない、行っても仕方がない」 関節可動域訓練 筋力訓練 |
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8月29日 | 10時00分 N#2 転倒転落リスク状態 S: 痛いわ。もうこれ(尿器)でいいが。 O: トイレ誘導行時、起き上がりと端座位まで自力で可。しかし立位は時間を要し、疼痛の訴えみられる。ベッドに戻る際は、フットレストを上げずに立ち上がろうとすることあり。声かけて止めようとするとSのような発言あり。 A: 転倒のリスク依然としてあり。声掛けにも注意が必要。 P: 計画続行。 |
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8月30日 | 13時00分 N#1 セルフケア能力の低下 S: 「手伝ってくれ」 O: 息子夫婦の面会あり。車椅子移乗後の履物をはく際に、お嫁さん 息子さんは「手伝わないと怒るんですよ」「このままだとトイレや風呂なんかの世話まではできないから施設にいれたほうがいいかな。と妻とも話しています」と話されていた。 A: 少しずつ自立を促しているが、家族には依存している様子 P: 面会時、このような様子が見られたら声掛けする 23時40分 |
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8月31日 | 9時30分 N#3 皮膚統合性障害リスク状態 S : いたくないよ O: 仙骨部に1.5×1.5㎝程の発赤あり、皮膚剥離なし。疼痛なし。 A: 発赤増強なし P: 計画続行 |
10時00分 目標としていたトイレ移乗は、リハビリ中は可能。疼痛は依然として S「いままで充実した人生を送ってきたから、もうどうでもいいわ」と話される。 ご家族は自宅での介護に不安を抱えている様子。 疾患的には、自宅での自立した生活は十分可能なはずである。 関節可動域訓練 移乗動作訓練 座位保持訓練 筋力訓練 |
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9月1日 | |||
9月2日 | |||
9月3日 | 12時40分 食事中にムセたとのこと。誤嚥の疑い。呼吸状態に問題なし。様子観察。今後の発熱に注意。 |
8時00分 食事中にムセあり、顔色不良なし、Spo2 97%。喘鳴なし。食事3割程度で終了する。 |
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9月4日 | 5時20分 発熱あり。右肺雑音あり、喘鳴なし。陥没呼吸あり、Spo291~89%。湿性咳嗽あり。医師に報告する。 6時20分 11時00分 |
発熱のため、リハビリ中止。 |
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9月5日 | |||
9月6日 | 10時00分 D#2 誤嚥性肺炎 S:「悪くなるばっかり。良くなってもいいことはないけど。」 A:呼吸状態変わらず P:計画続行 |
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9月7日 | 1時20分 #4 睡眠パターン混乱 S:「妻が待ってるから行かんといかん」 O:病室から物音がして訪室。床頭台のコップが落ちている。Sの発言あり、ベッド上でソワソワしている。点滴抜去なし。話を傾聴し、本人閉眼される。 A:夜間になるとせん妄が悪化する P:計画続行 |
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9月8日 | |||
9月9日 | |||
9月10日 | 2時00分 D#2 誤嚥性肺炎 S :「なんで来るとかー!出ていかんかー!」 O:病室から声が聞こえ訪室。何かに向けて叫んでいる。 左前腕のルートを自己抜去している。 圧迫止血し、声掛けによって落ち着かれる。 何に対して話していたのかを問うと、よくわかっていない様子。 再度ルート確保しようとするが、興奮状態で実施できず。 当直医師に相談し、ルート確保せず様子みる。 スクも外れているがSpo2 94% A:夜間興奮みられるが、声掛けで落ち着かれる。 せん妄状態であることも考えられる。 P:夜間の安全な環境づくりについて #4入院や症状悪化に伴う睡眠パターン混乱状態 を立案。 |