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ホーム > 医療の窓 > 2009年11月号

病は気から

 
 この世に全く効かない薬はありません。偽薬でも水でも助言でも呪文でも、20~30%の効果はあると言われています。これをプラセボ効果といいます。たとえば、頭痛のある人が10人いて、薬の形をしたお菓子を「頭痛の薬です」と説明して飲んでもらうと2、3人は効果があったと答えるということです。したがって、多くの薬の場合、30%の有効率では保険薬として認可されず、少なくとも偽薬と対照試験をしてはっきりした有意差が出ることが必須条件です。
薬にも90%以上の有効率のある薬から50%程度の薬や予防的な薬などいろいろあります。テレビや新聞で紹介されたり、信頼している医師から処方してもらった場合、自分が飲む薬に自信が持てるため、有効率はさらに押し上げられ、飲み忘れも減るようです。
 病気の治療は、悪い部分を切り取ったり(時には代用器官を付け足したり)、ばい菌の除菌をしたり、精神的ケアをしたりいろいろありますが、手助けをするだけで最後は自分の気で治すものです。
「病は気から」というフレーズは有名ですが、「病を治すのも気から」を実感しています。

                                                    久保原田中医院
                                                      田中 穣弐

 






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