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ホーム > 医療の窓 > 2010年1月号

恙虫(ツツガムシ)病

毎年11月の霜が降りる頃になると ツツガムシ病の季節となります。 ツツガムシとは、ダニ目ツツガムシ科のダニの総称で 生涯に一度だけ 哺乳類などの皮膚に吸着して組織液、皮膚組織の破壊物などをします。 この時病原体が、体の中に入って様々な症状が出てきます。 ダ ニは、山林・野原・畑の土手などにおり 山菜採り、行楽、農作業など で感染しております。症状としましては、発熱がみられ 患者さんは、 風邪じゃろか?と病院受診されます。2.3日経つと体中に発赤が出現 し なんじゃろか?と病院に再受診されます。ダニに吸着されたところ は 赤くもしくは黒っぽくなっていますが、痛くもなく 痒みもなく  めったに気づかれることはありません。我々がツツガムシ?と疑ったと きには、まずは 刺口を探します。これを見つけたらほぼ確定です。採 血をして宮崎県衛生環境研究所に血液を送り確定診断を行います。
 患者さんは、倦怠感、食欲不振もあり肝機能異常がほとんどの人でみられます。リンパ腺が腫れたり 発見が遅れると重傷になる場合もあります。
 治療は、特定の抗生物質で良くなります。(主としてテトラサイクリ ン系)重要なのは 予防と早期発見です。
 肌を露出しない(長袖、長ズボン、手袋などの着用) 草むらや地面に座って休憩しない、衣服を置かない)
 肌の露出部に人用の防虫スプレーを使用するなど皆さんも体の調子が悪くなったら早めに受診しましょう。

                  
     
                    刺し口                  発赤
            
                                                       山路医院
                                                         山路  健
 






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