国民の医療と福祉を守る県民集会

平成19年6月1日(金)


 医療を受ける県民と医療提供者がともに医療のあり方を考えようと、去る6月1日(水)午後7時より宮崎市のJA・AZMホールにおいて「宮崎県地域医療・福祉推進協議会」を組織し発足式を行いました。

 当日は、「私たちの健康と老後の生活を守るために」をメインテーマに県民集会を開催、会場の収容定員を超えた250名の参加者を得ました。

 まず、宮崎県腎臓病患者連絡協議会長、認知症の人と家族の会宮崎県支部代表、地域支援センターすみよし施設長、高原町地域包括支援センター介護支援専門員の4名がそれぞれの立場から、国の医療・福祉政策の問題点や今後の不安などについて強く問題提起を行いました。

 続いて開いたシンポジウムでは、コーディネーターに宮崎日日新聞社論説委員会副委員長の山口俊郎氏を迎え、テーマである「これで大丈夫? 私たちの健康、老後のくらし…」について活発に意見交換を行いました。議論の中での医療制度改革に対する疑問点等の説明については県医師会の濱砂常任理事が務めました。

 最後に、宮崎県地域医療・福祉推進協議会として、下記の決議を採択して閉会しました。

 一、国民のための医療の実現

 一、医療崩壊を止めよう

 一、患者自己負担増反対