【ご案内】令和元年度8月17日(土) 学校医部会総会・医学会

標記医学会を下記のとおり開催いたします。
対象は、医療従事者及び養護教諭並びに学校関係者の皆様です。
参加ご希望の方は、8月14日までに下記申込用紙にご記入いただき、
宮崎県医師会へFAX(0985-27-6550)にてお申込みくださいますようお願いいたします。
 
◆日時 令和元年8月17日(土)14:40~16:50
◆場所 JA・AZM本館 大研修室 (〒880-0032 宮崎市霧島1丁目1番地1)
◆プログラム
(※)取得単位
専門医共通講習-⑤地域医療(任意)1単位(申請中)
日医生涯教育講座2.0単位(cc:11、12)
 
特別講演Ⅰ(14:40 ~ 15:20)        
演題 「成長曲線の活用法」
講師 宮崎大学医学部 小児科医師      麻田 智子 先生
 
<講演要旨>
2016年に学校保健安全規則の改正があり、成長曲線の活用による発育の評価が推奨され、
児童生徒等の健康診断マニュアル平成27年度版に同梱されたプログラム「子供の健康管理」を利用すると
成長異常群を自動で判定してくれるようになった。
成長曲線を描くことで、発育の経過や成熟段階、いつから異常が認められているかが評価できる。
成長曲線の描き方、どのような成長曲線の場合、どのような疾患が疑われるのか、実例をあげて説明する。
 
特別講演Ⅱ(15:20 ~ 16:50)       
演題「虐待・ネグレクトの発見機関としての学校」
講師 認定NPO法人チャイルドファーストジャパン(CFJ) 理事長  山田 不二子 先生
 
<講演要旨>
学校には、教諭や養護教諭が勤務するほか、スクール・カウンセラーやスクール・ソーシャル・ワーカーもいるし、学校医も関わる。
子どもに対する人権侵害には、他の子どもによるいじめもあるが、その最たるものは虐待・ネグレクトである。
これに学校がどう取り組むべきか、発見から通告、その後の支援について考える機会としたい。
 
担当:地域医療課 山本