令和7年度 県民健康セミナー 開催のご案内

 

令和7年度 県民健康セミナー 開催のご案内

テーマ:健康寿命の延伸 〜社会参画を図る〜

宮崎県では、県民一人ひとりの健康意識向上と、健康寿命の延伸を目的として「県民健康セミナー」を開催いたします。今年度は「社会参画を図る」を副題に、スポーツ、栄養、肥満、骨といった健康に関する重要なテーマについて、専門家による特別講演を行います。ぜひご参加ください。

 

【お申込み】

11月5日(水)までに(1)または(2)の方法でお申し込みください。

(1)Googleフォームからお申し込みください。
(2)①~④をご記入のうえ、下記申込先宛にハガキまたはFAXにてお申し込みください。
     ①本セミナー名
     ②参加者全員の氏名と代表者の電話番号
     ③現地参加とWeb参加の別
     ④視聴用URLの送付先メールアドレス(Web参加の場合のみ) 

 

【開催概要】

日時:令和7年11月9日(日)13:30~15:55
場所:県医師会館2階+Web(Zoom)のハイブリッド開催
定員:現地140名、zoom配信500名 ※聴講券の発送はしませんので、直接会場にお越しください。定員に達した場合は、個別にご連絡します。
 
次  第
開  会 

挨  拶 宮崎県医師会長 河野 雅行
 
特別講演Ⅰ         13:35~14:20
演題:スポーツと栄養
講師:宮崎県栄養士会 栄養ケア・ステーション担当理事 日髙 知子 様
要旨:スポーツは健康を維持して暮らしを豊かにするといわれているが、どのようなスポーツでもトレーニングや体力づくりは必須でありそれを効果的おこなうには正しい栄養摂取は欠かせない。スポーツ栄養の基本は普段の食生活をきちんと行うことであり、三大栄養素の「炭水化物・たんぱく質・脂質」をバランスよく摂ることである。今回はアスリートから一般のスポーツを積極的におこなっている方々までの正しい栄養摂取についてお話ししたいと考えている。
 
特別講演Ⅱ             14:20~15:05
演題:明日の健康を守る第一歩~肥満と肥満症の違いとは?
講師:古賀総合病院 内分泌代謝内科部長 松尾 崇 先生
要旨:日本において肥満者(BMI25以上)の割合は年々増加し、成人男性の約30%、成人女性の約20%が該当します。「肥満」はBMI25以上の「単なる状態」を指すのに対し、「肥満症」はさらに健康障害(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)を合併しています。すなわち肥満が単なる状態であるのに対し、肥満症は治療の対象となる慢性疾患と捉えられます。肥満が心身に与える影響や、肥満症の治療の必要性について講演いたします。
 
(休憩15:05~15:10)
 
特別講演Ⅲ             15:10~15:55
演題:骨から始まる健康寿命
講師:宮崎大学医学部 感覚運動医学講座 整形外科学分野 教授 亀井 直輔 先生
要旨:骨粗鬆症は骨がもろくなる病気で、自覚しにくく骨折で初めて気づかれることも多いです。70歳以上の女性では約2人に1人が発症し、骨折は寝たきりや要介護の大きな要因となります。特に太ももの付け根や背骨の骨折は歩行や自立を奪い、健康寿命を縮めます。本講演では骨粗鬆症と骨折の怖さ、予防と治療について解説します。
 
【お問合せ先】
宮崎県医師会学術広報課 TEL 0985-22-5118(受付時間:平日9時00分〜17時30分)